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板橋・郷土資料館でコレクション展 高島秋帆の弟子による砲術資料紹介

板橋区立郷土資料館でコレクション展「砲術資料から読み解く高島秋帆の弟子たち」が開催。

板橋区立郷土資料館でコレクション展「砲術資料から読み解く高島秋帆の弟子たち」が開催。

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 板橋区立郷土資料館(板橋区赤塚5)で現在、コレクション展「砲術資料から読み解く高島秋帆(しゅうはん)の弟子たち」が開かれている。

砲術資料展示の様子

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 高島秋帆は西洋流砲術を築いた砲術家。1841年に高島秋帆とその弟子たちが、幕府の命令により徳丸原(現在の高島平地域)で日本初の西洋式砲術調練を披露した。砲術調練をきっかけに高島秋帆の名が世に広まり、現在の高島平の地名の由来にもなった。

 今回の展示では、高島秋帆の弟子である江川太郎左衛門や下曽根信敦、江川や下曽根から西洋流砲術を学んだ佐久間象山などの砲術資料をはじめ、実物の雷管式の銃を展示・紹介している。

 同館学芸員の細樅雄貴さんは「当館には、高島秋帆に関する資料や江戸兵学書など多くの砲術資料を所蔵している。高島秋帆から学んだ弟子たちの砲術資料から当時の西洋流砲術が読み解けるので、今回の展示に足を運んでもらえれば」と話す。

 開館時間は9時30分~17時(入館は16時30分まで)。入館無料。月曜休館。7月28日まで。

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