小学生を対象とする「第29回わんぱく相撲板橋区大会」が5月26日、板橋区立小豆沢体育館(板橋区小豆沢3)で行われる。
わんぱく相撲大会は1977(昭和52)年、東京青年会議所によって開催されたのが始まり。日本の国技である相撲を通じて、遊び場の少ない東京の子どもたちにスポーツの機会を与えつつ、日本の伝統精神である「思いやり」「感謝」「調和」「礼節」を伝え、諦めない気持ちを育むことを目的に開いている。日本国内200の地区で予選大会が開催されており、小学生対象では最大規模の大会となる。
板橋区大会の今年のスローガンは「『勇気・礼節・感謝』~心にいつもわんぱくピース!!!~」。小学1年生から参加できる個人戦のほか、4年生以上は、同じ学校の友達とチームを組んで戦う学校別対抗戦と、学校の違う友達とも参加可能なチーム対抗戦がある。いずれも3人1チーム。個人戦は予選を勝ち上がると東京都大会、全国大会へ進む。
同大会の中田雄斗会長は「わんぱく相撲は子どもために遊べる機会をつくるということだけではなく、勇気、礼節、感謝を学ぶ場として進化してきた。切磋琢磨(せっさたくま)して成長する子どもの姿を見ることで、私も心を動かされる。板橋という地域が、わんぱく相撲を通して一つになり、子どもの成長を応援していくことを願っている」と話す。
5月19日まで、参加者を募集している。チーム対抗戦は当日12時まで受け付ける。