「志村坂上支部の桜まつり」が3月31日、小豆沢公園野球場(板橋区小豆沢3)で開催された。他支部で開催された桜まつり同様、コロナ禍での3年と昨年の雨天中止を合わせると5年ぶりの開催となる。
志村坂上支部・支部長(志村城山町会長)の井上一哉さんは「5年ぶりのブランクは大きく、いろいろな心配をした。しかし風もなく、暑いほどの快晴。最高の天気の中でできるのだから90%成功といえる」と胸をなで下ろす。
会場では芸能大会などのアトラクション、フリーマーケット、志村警察署・消防署の防犯PRコーナー、近隣の児童館が主催する「こどもの広場」などが繰り広げられ、多くの来場客でにぎわった。町会や商友会(商店街)による模擬店では焼きそばやビールのほか、坂下一丁目南町会では名物の大判焼き「坂一魂」を販売。25度を超える暑さからか、ビールやかき氷を販売する店には親子を中心に行列が続いた。
小豆沢緑町会の近藤久晴さんは「焼きそばは過去最高の450人分を用意したが、閉場前の13時30分ごろには売り切れた。たくさんの来場がありうれしい」と振り返る。