女子プロサッカーWEリーグ「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」が3月24日、ホーム味の素フィールド西が丘(北区西が丘)でサンフレッチェ広島レジーナと対戦し、2対1で勝利を収めた。入場者数は1092人。
試合開始前に、WEリーグ通算50試合出場達成を祝うセレモニーが行われた。3月16日のセレッソ大阪ヤンマーレディース戦で木下桃香選手が、3月20日の大宮アルディージャVENTUS戦で宮川麻都選手が50試合出場を、それぞれ達成。2選手共、この日の試合もスターティングメンバーに選ばれた。
試合は前半8分、藤野あおば選手からパスを受けた北村菜々美選手が、コースを狙ったシュートを放ち先制。その後11分には、藤野が自ら獲得したフリーキックを蹴るも、広島のゴールキーパー木稲(このみ)瑠那選手に阻まれ、得点にはつながらなかった。
1点リードで迎えた後半、76分に広島の上野真実選手がPKを獲得し、ゴールを決めた。1対1の均衡を破ったのは、途中出場した板橋区出身の鈴木陽(はるひ)選手。ゴールキーパーが弾いたこぼれ球をすかさず頭で押し込み、ネットを揺らした。鈴木選手はこれがWEリーグでの初ゴール。同時に、日テレ・ヴェルディベレーザのチーム通算100ゴール目の節目のゴールにもなった。このゴールが決勝点となり、日テレ・ベレーザはホーム戦で久しぶりの勝利を手にした。
次のホームゲームは3月30日、マイナビ仙台レディースと対戦する。