菓子メーカー「湖池屋」(板橋区成増5)が11月2日、志村消防署(板橋区相生町17)と広報パートナーシップ協定を締結した。同日、看板商品「カラムーチョ」のキャラクター「ヒーおばあちゃん」の一日消防署長任命式や消火訓練を同署で行った。
(右から)湖池屋総務部部長の山口直哉さん、東京消防庁マスコットキャラクター「キュータ」、ヒーおばあちゃん、手塚康長志村消防署長
志村消防署本署の防災教室で開かれた締結式では、両社で締結した火災予防啓発活動の取り組みを発表した後、志村消防署の手塚康長署長が「ヒーおばあちゃん」を一日消防署長任命。同署敷地内で地元住民と初期消火訓練を行った。
同社広報課スタッフは「今後も地域貢献活動を推進し、湖池屋だからこそ届けることができる楽しさや価値を地元の皆さまにご提供していきたい。ヒーおばあちゃんが発している『ヒー』という言葉を活用しながら、地元・板橋区から『ヒー』ならぬ『火の用心』の重要性を啓発し、火災予防の広報活動に協力する」と話す。
湖池屋では地域貢献活動の一環として、本社のある板橋区の「従来の防災に新しい価値をプラスする」ことを目的とした新たな防災事業「板橋区防災+(プラス)プロジェクト」の取り組みに賛同している。今年9月には、5年間保存できる災害備蓄食としても活用できるポテトチップス「KOIKEYA LONG LIFE SNACK(コイケヤ・ロングライフ・スナック)」シリーズの発売に際し、同商品をはじめ、アルファ米や保存水など「板橋区あっせん防災グッズ保存食」5年セレクトセット(3日分)をオリジナルの一斗缶に詰めた「板橋区×湖池屋 あんしん5年缶」を板橋区へ贈呈する取り組みなどを行った。