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東板橋図書館で文学史トーク 「太宰治と板橋」講演、猫沢八郎さんワークショップも

文学史トークでは、東京武蔵野病院入院時の病床日誌などを解説する

文学史トークでは、東京武蔵野病院入院時の病床日誌などを解説する

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 文学史トーク「太宰治と板橋」と、猫沢八郎さんによる「ダイバーシティウォールパズルアート」ワークショップ「みんなでつくる!えんきり絵の木」が10月14日、板橋区立東板橋図書館(板橋区加賀1)で開催される。

同日が最終日となる「えんきり絵の木」ワークショップ

 主催は、板橋区立東板橋図書館と「いたばしものがたりプロジェクト」。太宰治生誕110年の「番外編 特別企画」として行う文学史トークは、現在開催中のいたばしものがたり「板橋宿ものがたり」の一環。パズルアートのワークショップは同日、高さ180センチ×横幅360センチの作品を完成させて15日から館内に展示する。

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 「ダイバーシティウォールパズルアート」は「白線画家」を自称するアート作家・猫沢八郎さん考案のアート体験ワークショップの名称で、幼児から高齢者まで世代を超えて参加者がクレヨンや絵の具などを使い、パズルのように切り分けられた用紙に思い思いに色を塗って大きなアート作品を共同製作する。今回は江戸時代から板橋の観光名所として知られる「縁切榎(えんきりえのき)」をモチーフに、カラフルな「えんきり絵の木」をクレヨンとダンボールパーツを使って作成するほか、「克服したい苦手なもの・悪いクセ」をテーマにダンボール製の絵馬作りを行う。

 文学史トーク「太宰治と板橋」は、「ちいくタイム」代表で講師のトモタ佳さんが太宰ゆかりの板橋区の聖地や作品について解説する。取り上げる作品の一つは、短編小説「HUMAN LOST(ヒューマンロスト)」。麻薬中毒で苦しんでいた太宰が1936(昭和11)年10月13日~11月12日の1カ月間、東京武蔵野病院に入院した日々をつづったもので、太宰の代表作「人間失格」につながる作品。そのほか、「千代女(ちよじょ)」や板橋と関連する書簡などをひも解くほか、太宰の遺書と一緒に発見された「井伏さんは悪人です」と書かれた紙に関する背景も展示する。

 文学史トークは定員40人。事前予約制で、「板橋宿ものがたり」の特設フォームと東板橋図書館窓口(TEL03-3579-2666)で受け付ける。

 開催時間は、文学史トーク=10時30分開場、11時開演、パズルアートのワークショップ=13時30分~17時(時間中は入退場自由)。参加無料。

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