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いたばしプロレスリング、まるこ選手復帰戦で勝利 廣田和真選手デビュー

約1年ぶりの試合復帰となったまるこ選手(左から2人目)

約1年ぶりの試合復帰となったまるこ選手(左から2人目)

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 いたばしプロレスリング(以下、いたプロ)のまるこ選手が4月20日、「ハイライフプラザいたばし大会」で約1年ぶりとなる復帰を果たした。会場は、いたプロ初開催となる「板橋区立ハイライフプラザいたばし」(板橋区板橋1)。

廣田和真選手のデビュー戦

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 まるこ選手は試合中のけがによる長期欠場を昨年5月に発表していた。大会冒頭、いたプロ10周年記念で制作しCD化、音楽サイトでも配信されているオリジナル楽曲「まぁるい太陽」をまるこ選手と小学4年生、小学1年生のきょうだいが熱唱。子どもたちは「今日はまるこ選手の復帰戦が見られてうれしい。リング上で歌うのは楽しかった」と話した。

 試合は全5試合。第3試合では、2024年11月いたプロに入団した廣田和真選手のデビュー戦が行われた。試合前、廣田選手は「格闘技、ボクシングの経験を経て憧れのプロレスの世界に入った。対戦相手のGamma選手は、自分が中学生の頃から試合を観戦していた選手。負けては意味がないので、今日は全力で戦いたい」と意気込みを見せた。試合は廣田選手がリング外からコーナーに顔面を打ち付けられるなど激しい攻防の末、Gamma選手がチキンウイングアームロックを決め勝利した。

 第5試合のメインイベントは、いたプロ名物の8人タッグマッチ、ノータッチルール、時間無制限一本勝負。はやて、SAGAT、山田太郎、ディック東郷組とまるこ、小林香萌、いたばし不動ッピー、グレート・ピカちゃん組が対戦。客席からまるこ選手への「おかえり」コールが飛び交う中、各選手による笑いを誘う掛け合いあり、久しぶりの披露となるはやて選手とまるこ選手によるルチャリブレに会場は歓声に包まれた。最後は、まるこ選手がはやて選手にマルゲリータを仕掛けそのまま勝利。

 試合終了後、まるこ選手は「1年ぶりにいたプロのリングに戻って来られた。皆さんの温かい声援が本当に力になった」と話し、共に戦った仲間や相手選手への感謝の気持ちも述べた。「私自身が戦う姿を見せることで、元気を与えられるようなレスラーに成長できるよう、さらに頑張っていきたい」とも。

 次回は5月11日、「上板橋北口商店街大会」を予定。板橋区平和公園特設リングで14時30分より観戦無料。6月29日には、はやて選手デビュー30周年となるいたプロ6月大会が板橋グリーンホール(栄町)で決まっている。はやて選手は「6月29日の記念試合では、みちのくプロレスなどの仲間たち、ザ・グレート・サスケ、ディック東郷、新崎人生、Gamma、GAINA各選手が参戦する。私へのご祝儀だと思って、ぜひ見に来てほしい」と呼びかけた。

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