板橋区内の34軒の公衆浴場(以下銭湯)で、今年も10月1日から「板橋妖怪銭湯スタンプラリー」が開催される。主催は板橋区浴場組合。
同イベントは、「銭湯を利用する機会が少なくなった子どもたちに銭湯の良さを知ってもらいたい」と、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合の板橋支部が昨年企画し、今年が2回目となる。
同支部長の下野由幸さんは「昨年スタンプラリーを初めて実施し、子どもたちや親子の利用が増えた。今年も親子で和める空間として、銭湯の良さをアピールしていきたい」と話し、年々減少していく銭湯の活性化に期待を寄せる。
昨年同様、各銭湯で「妖怪スタンプ」を用意し、銭湯を利用した人に「妖怪スタンプラリーノート」を配布。「えんきりエノキ」や「けやき兄弟」「八光カッパ」など各銭湯の特色を表現したオリジナルの「妖怪スタンプ」を集める。
異なる3種類(小学生は同じ種類でも可)の「妖怪スタンプ」をノートに集めると、今年新たに用意した「ボス妖怪」や「ミニボス妖怪」の絵柄入りパッケージの入浴剤が進呈される。スタンプを集めたノートはスタンプラリー終了後に行われる抽選の応募券となり、当選者には妖怪がプリントされたバスタオルやフェースタオル、クリアファイルが進呈される。
営業時間や定休日は各銭湯で異なる。入浴剤の進呈は各銭湯で無くなり次第終了。12月31日まで。