板橋区内全域から飲食店が参加し独自の工夫を施した料理を提供する「板橋オリめしプロジェクト2016」が現在、行われている。
区内の飲食店や商店街の新しいアイデアを形にしたり、交流の場を生み出したりすることを目的に今年から始まった同プロジェクト。キックオフイベントとして11月27日、東洋大学総合スポーツセンター前の道路を中心に「いたばし光と食の祭典」が開催され多くの来場者でにぎわった。
12月1日に始まった継続イベントには、板橋区内全域から48店舗が参加(12月14日現在)。店独自の工夫を施したオリジナルメニューを「メイドイン板橋」として認定し、「板橋オリめし」として提供している。遠くからでも目立つイベントオリジナルのピンクののぼりが、参加店舗の目印。
同イベントに参加している高島平の四川料理「剣閣(けんかく)」(板橋区高島平7)料理長の塩野大輔さんは「イベントというと、どうしても地域が限られることが多い。いつもイベントをやるエリアと何も開催されないエリアの違いは大きい。今回のように区内全域の飲食店が参加できる試みはいい。区内のいろいろな場所で頑張っている飲食店と、その近隣地域が盛り上がるきっかけになれば」と期待を寄せる。
既存メニューのみならず同イベントのためにメニューを開発して参加している店もある。参加店の店長の一人は「人気次第でイベント期間終了後も定番として残したい。たくさんの人の声が聞きたいので、どんどん食べに来てほしい」と呼び掛ける。
開催は2017年1月31日まで。事務局では1月15日までイベント参加店を募集している。