いたばしプロレスリング(以下、いたプロ)が2月23日に「板橋区立グリーンホール大会」を開催し、竹田光珠選手が3月の引退を前に「いたプロ」ラストマッチに臨んだ。この日、関東地方では春一番が吹き、会場内も熱気に包まれた。
板橋タッグ王者防衛のウルフ智也選手と拳剛選手(写真提供=田中幸彦)
大会冒頭の「こどもプロレス教室」では、観戦に来ていた未就学児、小学生が廣田和真選手の指導の下、リング上でヒンズースクワットなどの運動に挑戦。運動教室も運営する「いたプロ」代表のはやて選手は「プロレスというエンターテインメントを通して子どもたちにさまざまな体験の場を届けたい。体を動かすことや人前に立つことなど、経験の一つ一つが子どもたちの前向きな心を育てるきっかけになれば」と話す。参加した区内の小学校に通う1年生の児童は「楽しかった」と目を輝かせた。
チケットは事前に完売し、観衆は超満員札止めの318人。全5試合のうち第3試合に、伝説のタッグ「マッスルウォリアーズ」として活躍してきた竹田光珠選手と小林香萌選手が登場し、迫力のポージングを披露する一幕もあった。対戦相手は、いたばし不動ッピー選手といたばし印刷マン選手。10分を超える攻防の末、竹田選手が「いたばし不動ッピー」選手にハリケーンドライバーを仕かけ、ラストマッチを勝利で飾った。直後の「いたプロ卒業セレモニー」では出場する他の選手たちが静かに見守る中、はやて選手がスペイン語も交えた英語で感謝状を読み上げ贈呈。竹田選手は「子どもの観戦も多い『いたプロ』のリングでは、いつも元気をもらっていた。これからも『いたプロ』を見に来て盛り上げてほしい」と呼びかけ、その筋肉美を惜しむファンからは大きな声援が飛んだ。
第4試合のセミファイナルは「板橋タッグ選手権試合」。第6代王者チームのウルフ智也、拳剛組が那須晃太郎、YANAGAWA組と戦い、3度目の防衛に成功した。メインイベントとなる第5試合、時間無制限一本勝負にはザ・グレート・サスケ選手が、まるこ、グレート・ピカちゃん、指圧マスク和各選手と組み登場。はやて、Gamma、山田太郎、SAGAT組と対戦した。試合は一進一退の展開となり、会場から歓声が上がる一方、笑いが起きる場面もあり、最後はグレート・ピカちゃん選手が山田太郎選手から3カウントを奪い勝利を収めた。
今後、4月11日・12日に赤塚公園(板橋区高島平3)で「板橋ネパールフェス大会」(観戦無料)を、同19日「ハイライフプラザいたばし大会」を予定する。