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板橋で北京市石景山区友好交流20周年企画展 民族衣装試着体験やフォトラリー

会場には民族衣装試着コーナーやフォトスポットを設置する

会場には民族衣装試着コーナーやフォトスポットを設置する

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 板橋区役所(板橋区板橋4)1階のイベントスペースで10月2日、日中友好交流20周年記念イベント「ニーハオ!石景山区」が始まった。

書道交流展やパネル解説、民族衣装試着コーナーのほか、石景山区ゆかりの品々も展示

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 板橋区と中国北京市石景山(せっけいざん)区の「友好交流・協力関係に関する合意書」調印20周年を記念して企画した同イベント。

 両区の交流は1992年に中国訪問調査団が北京市石景山区を訪問したことがきっかけ。翌年、石景山区友好代表団が板橋区を訪れた後、日中国交正常化25周年に当たる1997年に、北京市と姉妹都市を結ぶ東京都が先導し、都内の区と北京市内の区が友好協定を結ぶ「友好交流・協力関係に関する合意書」に調印した。

 以降も両区の公式訪問団による相互訪問をはじめ、区民ツアー、絵画、水墨画、切り絵(剪紙)などを送り合ってお互いの区で展示するなど文化交流を続け、交流20周年記念の今年は両区の公式訪問団による相互訪問や中学生卓球大会参加ツアー、中国伝統楽器「二胡」のコンサートなどを行っている。

 イベント開催に当たり、石景山区・文献(ウェンシャン)区長は「両区では、20年にわたり緊密な連携を取ることで、相互理解を深め、信頼を高めてきた。今後この20周年を新しいスタートとし、連携する領域や交流を一層広げ、両区民の幸せな生活のために共に努力していきたい」と話す。

 会場のイベントスペースには、大きな中華門や、中国の元宵節(げんしょうせつ)をイメージしたランタンを飾り付け、石景山区の地図を持って本庁舎内に設置したフォトスポットで写真を撮って巡るフォトラリー企画も行っている。

 期間中、全スポットの写真を集めた先着80人に「消せるボールペン」を進呈するほか、民族衣装試着コーナーや、中国の切り絵(剪紙)ワークショップなどの体験型イベントを行う。

 イベントスペースに隣接するギャラリーモールでは、両区による書道作品や石景山区の写真の展示、板橋区との交流の軌跡を紹介するパネル展示を行う。1階にある「カフェダイニングNAKAJUKU」では中華スープと杏仁豆腐を付けた、麻婆豆腐、回鍋肉、チンジャオロースー、油淋鶏(ユーリンチー)などの日替わりセットメニューを提供する。11時~売り切れ次第終了。

 同イベントは「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会公認プログラム」「日中国交正常化45周年および日中平和友好条約締結40周年行事」として認定されており、関連イベントとして中国茶体験講座(11月6日、板橋区立文化会館)、中国伝統舞踊の鑑賞・体験レッスン(11月26日、板橋地域センター)も開かれる。

 開催時間は平日9時~17時。入場無料。10月13日まで。

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