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板橋成増で夏恒例の暑気払い 14連700人による阿波おどり演舞

今年は全14連・約700人が地元商店街を練り歩いた

今年は全14連・約700人が地元商店街を練り歩いた

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 東武東上線・成増駅(板橋区成増2)南口の各商店街と北口のアクトイベント広場で8月3日、毎年恒例の「成増阿波おどり大会」が開かれた。

地下鉄開通を記念して成増商店街で行われた阿波踊りや仮装行列の様子(1983年当時)

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 同日、成増駅南口ロータリーから「なりますスキップ村」(成増商店街)に入って「成増すずらん通り商店街」に抜ける第1会場コースで17時30分にスタートし、第2会場・第3会場コースでも各連がおはやしや演舞をしながら商店街を練り歩いたほか、アクトイベント広場に設置された「輪踊り演舞場」では21時近くまで輪踊りが披露された。

 今年は全14連・約700人が阿波おどりを披露し、来場者数は約3万6000人(成増阿波おどり実行委員会事務局発表)。

 実行委員会事務局によれば、1983(昭和58)年6月24日の地下鉄有楽町線・成増駅(現・地下鉄成増駅)開通記念の行事として、みこしや自衛隊音楽隊によるカラーパレード、地元民らによる仮装行列とともに、地元成増の阿波おどり4連が商店街をにぎわせたのがきっかけで、翌年に「 成増阿波おどり大会」を行ったのが同大会の始まりという。

 以来、毎年8月初めの恒例行事として開かれ、今年で34回目を迎えた。現在では、「中板橋へそまつり」「志村サンバカーニバル」とともに、板橋区の夏の三大祭りの一つとして区の名物行事になっている。

 子ども連れで会場を訪れた地元40代男性は「平日開催なので仕事を早めに切り上げてきた。毎年この時期は阿波おどりを見て、週末はいたばし花火大会に行くのが家族行事になっている」と話していた。

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