味の素フィールド西が丘で11月23日に開催される東京都社会人サッカーリーグ1部所属のサッカーチーム「クリアソン新宿」のJFL今季最終戦に先立ち、「板橋区・新宿区サッカー協会少年連盟 前座試合」が行われる。
当日は、サッカー観戦が初めての子育て世代も楽しめるよう、試合前から試合後まで、親子で参加できる企画を用意。パトカーや白バイ、高所作業車などの「はたらくクルマ」を間近で体験できるブースを設けるほか、クラーク記念国際高校の生徒がダンスパフォーマンスも披露する。会場内にはスタジアムグルメやベビーカー置き場、授乳室兼おむつ替えスペースも設ける。
前座試合では、板橋区内と新宿区内の少年団チームより選抜された小学生チームが合同で試合を繰り広げる。クリアソン新宿によれば、同競技場の近隣住民に喜んでもらえるよう、板橋区と新宿区のサッカー少年少女が、西が丘サッカー場という歴史あるスタジアムでプレーする機会を提供できればと考え、今回の前座試合が実現したという。
当日は、先着3000人にオリジナルベースボールシャツを進呈するほか、子どもは事前応募と抽選により「エスコートキッズ」「みんなのPitch」「かけっこ教室」「試合前の選手とハイタッチイベント」に無料で参加ができる。
営業部の井川宜之さんは「クリアソン新宿は国立競技場での試合でJFL最多入場者数を記録しているが、次はホームゲームでの使用頻度が高い西が丘サッカー場を満員にしたいと思い、サッカー以外の企画で、家族で楽しめるものを用意する。合同前座試合を通じて、子どもたちが同年代の区外の子どもと交流し、友好関係を築いたり、刺激をもらったりする機会になればうれしい。選手たちはサッカーだけではなく、日々、仕事も頑張っている。そうした選手のひたむきなプレーとともに、イベントも楽しみながら観戦してもらえたら」と話す
11時開場、13時キックオフ。前売り券は、大人=1,600円(当日2,200円)、学生=800円(同1,100円)、小学生以下は「夢パス」(事前登録制)で無料。