
宮本町の清水稲荷神社(板橋区宮本町)の例祭が9月13日・14日に開催される。
今年は、2023年に新調されたばかりの宮みこしの渡御が行われる。一昨年、昨年は11月の新嘗祭(にいなめさい)に合わせて披露されたこともあったが、例祭で担がれるのは今年が初。14日10時からのこどもみこしと山車の町内渡御の後、13時30分に宮出しを予定する。
境内では両日、12時~20時30分は射的や金魚すくいを行うほか、かき氷やフランクフルトなどを販売する縁日を繰り広げる。19時~21時は奉納演芸も行う。
清水宮本睦会の山上吉弘会長は「最近の祭りでは店の出店も少なく、みこしの担ぎ手も減っているため、祭りの存続も難しくなっていた。そんな中、地域独自の取り組みとしてキッチンカーや商店街の出店による縁日の充実を図り、祭りの新しい楽しみ方を目指した」と話す。
併せて、「地域の皆さまに新しい宮みこしのお披露目をする特別な行事となるので、ぜひ沿道から担ぎ手を応援してほしい」と呼びかける。