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日テレ・ベレーザ、ゴールラッシュで3位浮上 塩越が移籍後初ゴール

先制点を決めた北村菜々美選手(左)と、2アシスト1ゴールの塩越柚歩選手(右)(写真提供=WE リーグ)

先制点を決めた北村菜々美選手(左)と、2アシスト1ゴールの塩越柚歩選手(右)(写真提供=WE リーグ)

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 女子プロサッカー「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」は9月6日、2025/26SOMPO WEリーグ第5節でAC長野パルセイロ・レディースとホーム「味の素フィールド西が丘」(北区西が丘)で対戦し、6-1で快勝した。入場者数は1485人。

浦和レッズレディースから移籍後初ゴールを決めた塩越柚歩選手(写真提供=WE リーグ)

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 試合が動いたのは前半10分。塩越柚歩選手のパスを受けた北村菜々美選手が、DF4人に囲まれながらも冷静にゴール右隅を狙いすまし先制した。続く17分には、菅野音奏(おと)選手のグラウンダーのCKにダイレクトで合わせた塩越選手のシュートがDFをすり抜け、ゴールに吸い込まれた。塩越選手にとって、これが移籍後初ゴールとなった。

 2‐0で前半を折り返した日テレ・ベレーザは、54分に長野の菊池まりあ選手に1点を返されたが、その後はゴールラッシュの展開に。67分、眞城美春選手がゴール前で見事なトラップでボールを足元に収め、スライディングで体を張った相手DFを落ち着いてをかわすループシュートを決めて追加点。78分と80分には、途中出場の樋渡百花(もか)選手が立て続けに得点。試合終了間際の95分には、菅野選手のCKを村松智子選手が頭で押し込み、6ー1の大勝を収めた。

 1ゴール2アシストの活躍を見せた塩越選手は試合後、「シュート自体は納得いく形ではなかったが、セットプレーの形としてはチームで用意していたもので、それが得点につながったのは良かった。(開幕からなかなか決めきれないシーンが多かったので)ほっとした気持ちはあるが、ここからが本当のスタート」と振り返る。

 板橋区内から家族4人で訪れた大野佑駿(ゆうま)君(9歳)は、試合前にエスコートキッズとしてGK野田にな選手と手をつなぎ入場した。「緊張したけど、野田選手が優しく話しかけてくれた。今日の試合はたくさん点が入ってすごかった。今年も優勝してほしい」とエールを送る。

 2連勝の日テレ・ベレーザは順位を2つ上げ3位に浮上。次のホームゲームは9月20日、「味の素フィールド西が丘」でジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦する。15時キックオフ。

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