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いたばしプロレス・まるこ選手、デビュー10周年試合で勝利 けが乗り越え

デビュー10年を迎えたいたばしプロレスまるこ選手(左から2人目)

デビュー10年を迎えたいたばしプロレスまるこ選手(左から2人目)

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 いたばしプロレスリング(以下、いたプロ)所属のまるこ選手がデビュー10周年を迎え、8月31日の板橋区立グリーンホール大会で記念試合が行われた。チケットは事前に完売し、観衆は300人を超えた。

第5試合、まるこ選手の活躍によりチームは勝利

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 まるこ選手は2015(平成27)年9月6日にプロデビュー。2018(平成30)年にいたプロへ移籍し、「いたプロのフレッシュガール」「いたプロのまあるい太陽」として活躍してきた。2024年4月の試合中、左膝を負傷し長期欠場していたが、今年4月のハイライフプラザいたばし大会で約1年ぶりに復帰した。

 オープニングを飾ったのは「ルチャ・デ・ニーニョス」。毎週いたプロキッズレスリングに通い汗を流す小学校高学年の3人によるレスリング試合が行われ、会場は温かい声援と拍手に包まれた。全員、将来はプロレスラーを目指しているという。はやて選手は「子どもは社会の宝。子どもたちの夢の実現のため、私たちでできることは手伝っていきたい」と話した。

 試合は全5試合。第3試合はデビュー6戦目となる廣田和真選手が、クワイエット・ストーム選手に挑み奮闘するが、最後はラリアットを決められ敗退した。セミファイナルの第4試合は、板橋タッグベルト保持者のウルフ智也・拳剛選手に新納刃・那須晃太郎選手が挑戦。各選手気合の入る技が光ったが、最後はドラゴンスープレックスホールドでウルフ智也選手が那須晃太郎選手を下し、ウルフ智也・拳剛組が第6代王者2度目のタッグ王者戦防衛に成功した。

 メインイベントの第5試合、まるこ選手のデビュー10周年記念試合に出場したのは、まるこ、グレート・ピカちゃん、ライディーン鋼、小林香萌組とGamma、山田太郎、SAGAT、はやて組。まるこ選手が登場すると、会場からは子どもたちの声援も目立った。17分を超える試合中、いたプロらしいコミカルな攻防で笑いを誘う場面もありながら、まるこ選手がはやて選手にサンシャインブリッジを仕掛け勝利した。終了後、まるこ選手は「デビューして10年、大先輩たちに囲まれ記念試合を戦うことができとてもうれしく、感謝したい」と述べ、いたプロ10周年を記念して昨年CD化した楽曲「まあるい太陽」を披露した。

 この日、はやて選手からは12月28日のハイライフプラザいたばし大会で「トリオ初代王者決定戦」を行うことが発表された。シングル、タッグと共に、メキシコで作られたというチャンピオンベルトを懸けて戦う。出場最有力候補は、昨年結成されたユニット「はやSAGA太郎(はやて選手、SAGAT選手、山田太郎選手)」で対戦カードは未定。廣田和真選手がディック東郷選手とシングルマッチを行うことも決まっている。廣田選手は「いたプロデビューした年の締めくくりに、また偉大な選手と戦えることになり今から緊張している。全力で勝ちにいくので応援してほしい」と呼びかけた。

 今後は、中根橋小学校大会(9月21日)、「小豆沢で乾杯!」大会(同27日)、板橋区民まつりでの大会(10月18日・19日)(以上、観戦無料)を予定しているほか、12月28日はハイライフプラザいたばし大会を開く。

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