
子育て世代を対象としたイベント「いたばし保育フェスタ」が9月13日、板橋区立文化会館(板橋区大山東町)大会議室で開催される。保護者が保育園や幼稚園の情報を一度に得られる場を提供するほか、親子で楽しめる企画も多数用意する。
同イベントには、認可保育園や小規模認可保育園、私立幼稚園、認証保育園、企業主導型保育園、家庭福祉員など、区内の多様な保育施設団体が参加。特色を紹介するほか、入園に関する相談に応じる。従来、板橋区が行ってきた「保育ガイダンス」を、本年度からNPO法人「マム・スマイル・ウィズ」が引き継ぎ、民間主導の形で初開催する。
同NPO代表理事の坂東愛子さんは「近年、板橋区でも待機児童は大幅に減少し、子どもを預けやすい環境が整いつつある。しかし、保育園・幼稚園選びは単なる預け先探しではなく、子どもの成長を支える『子育て環境そのもの』を選ぶ、とても大切な選択。だからこそ、多様な保育形態や園の特色を直接比較し、相談できる場の存在が重要。このように複数の協議会や保育形態が一堂に集まる機会はなかなかないので、ぜひ有効に活用してもらえたらうれしい」と話す。
開催時間は11時~15時(休憩スペースの和室の利用は13時15分~)。参加無料。要事前申し込み。ウェブサイトで受け付ける。
会場内には、園の特色を紹介し入園相談にも応じる「保育園・幼稚園ブース」のほか、フォトブースでの撮影や手形アルバム作り、マッサージ体験、ファミリー診断、カラー診断などを楽しめる「ファミリーブース」を設置。「子どもの発達」「時間管理」をテーマにしたセミナー、キャリアカウンセリングや企業ブース出店、絵本のおゆずり会もあるほか、飲食ブースも出店する。対象ブースを回るスタンプラリーの参加者には記念品も用意する。