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板橋・小茂根福祉園「カレンダー原画展」、年をまたいで区内外を巡回

「2021KOMONESTカレンダー」

「2021KOMONESTカレンダー」

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 板橋区立小茂根福祉園(板橋区小茂根3、TEL03-3958-8831)が企画・製作を手掛けるブランド「KOMONEST(コモネスト)」の人気商品「KOMONESTカレンダー」の原画展が現在、板橋区内外を巡回している。

小茂根図書館で開催中の原画展の様子

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 「KOMONEST」は、生活介護と就労継続B型の障がい者支援サービスを行う通所施設「小茂根福祉園」が、障がいのある人の自立を願い、「KOMONE(小茂根)」と「NEST(鳥の巣)」の語を合わせて名付けたブランド名。2009(平成21)年の立ち上げ以来、施設利用者の創作活動や作業に「ものづくり」や「アート」としての価値を付けた商品を展開している。

  自家焙煎(ばいせん)の「296COFFEE(フクロウコーヒー)」は施設内だけでなく、板橋区内の店舗などにも卸し、刺しゅうコースター、利用者のイラストをあしらったオリジナルTシャツやエコバッグ、布張り缶バッジなど、区内の地域イベントで出展販売した際には大勢の人を集めるなど人気を博している。中でも「KOMONESTカレンダー」は人気の定番商品で、2011(平成23)年から商品化した。

 2021年版カレンダーはハガキサイズだった2020年版よりもサイズアップし、縦190ミリ・横120ミリのカレンダーカード12枚をオリジナルデザインの封筒に封入。上部にイラスト・下部に日付を配置したカレンダーは壁掛け型にも卓上型にもなり、間のミシン目部分でイラスト部分を切り離してポストカードとして再利用できる。

 小茂根福祉園職員の高田紀子さんは「施設利用者の方々の個性的な絵が売りで、昨年よりも絵の部分を大きくした。来年の干支(えと)の丑(うし)をはじめ、太陽、平和、未来など、各月を担当した方が自由なイメージで描いた絵と共に、すてきな1年を過ごしてもらいたい」と話す。

 今回は板橋区内外5カ所を年をまたいで巡回する。KOMONESTカレンダーは、京都の「はあと・フレンズ・ストア」(京都市中京区)で11月11日から開催している紙製雑貨フェア「紙コレ2020」で店頭販売を始め、11月14日と12月12日は板橋区成増・すきっぷ村商店街にある「スキップスクエア」(板橋区成増2)などでも販売を行う。

 現在は板橋区立小茂根図書館で原画展を行っている。開館時間は9時~20時。11月29日まで。

 2021年1月8日~11日は「クリエーション・スペース en∞juku(エンジュク)」(板橋区板橋3)で、2月11日~13日は「アート・イン・ギャラリー」(渋谷区神宮前)で、原画展や各種KOMONESTグッズの販売を行う。

 小茂根福祉園のウェブサイト内にある「KOMONEST」のページでも、カレンダーの通信販売を行う。販売価格は1,000円。500部限定。

 巡回展の情報は、小茂根福祉園のウェブサイトやフェイスブックページなどで発信する。

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