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いたプロ舟渡町会大会でふなどん活躍 次は5・3で最強タッグトーナメント

メインイベント6人タッグ終了後はノーサイドで観客に応える両軍選手

メインイベント6人タッグ終了後はノーサイドで観客に応える両軍選手

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 板橋区立舟渡小学校(板橋区舟渡3)体育館で3月2日、いたばしプロレスリングの舟渡町会大会が開かれ、全3試合が行われた。

復帰2戦目、コバルタなどルチャの動きも見せたまるこ選手

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 第1試合はウルフ智也選手とすずき心選手のシングルマッチ。試合序盤は腕の取り合いやグランドの攻防で始まり、中盤、ウルフ選手は執拗なヘッドロックやキックなどの厳しい攻撃と多彩な投げ技を立て続けに決めてすずき選手を翻弄(ほんろう)。すずき選手もチョップやエルボーで応戦し、ミサイルキックなどで攻め立てるも、ウルフ選手がバックの取り合いから得意のジャーマンスープレックスホールドでフォール勝ちを収めた。

 第2試合は、車両故障で欠場となったこまち選手の代役でイタバシマスク選手が急きょ参戦し、がばいじいちゃん選手(九州プロレス)と対戦。がばいじいちゃん選手独特のスローでとぼけた動きと「高齢のため特別に体の一部と認められた」つえによる攻撃に苦戦するイタバシマスク選手。反撃すれば「高齢者にひどい」と観客から一斉にブーイングを浴びた揚げ句、最後はがばいじいちゃんに背後からつえで急所攻撃を受けてもん絶。そのまま丸め込まれて3カウントを取られた。

 第3試合のメインイベントでは、舟渡小学校で誕生したゆるキャラ「ふなどん」をモチーフにした舟渡町会公認「マスクドふなどん」(以下ふなどん)選手が、はやて・まるこ選手とタッグを組み、アグー・中里哲也・サガット選手組と対戦。場外になだれ込んでの乱戦からから始まった6人タッグマッチは、一進一退の攻防が続く中、最後ふなどん選手がトップロープからの「ダイビングふなドーン」で中里選手からフォールを奪った。

 ふなどん選手は2016年2月21日、今回と同じ舟渡小学校体育館で行われた舟渡町会大会でデビュー。記念すべき3周年目のメインイベントの勝利を自ら勝ち取ったふなどん選手は、試合後のリング上で、4回目の舟渡町会大会開催を関係者・観客に感謝の言葉を伝えた。

 ふなどん選手の次回登場は5月3日、グリーンホール大会で行われる「いたプロヒーローズ最強タッグ決定トーナメント」でなかいたへそマスク選手(中板橋商店街公認)とタッグを組み、グレート・ピカちゃん&キューティー・ピカちゃん選手(上板橋北口商店街公認)のきょうだいコンビと対戦。勝者チームが決勝進出となる。

 大会終了後、ふなどん選手は「いたばしプロレスの中心にいつも立っているのはピカちゃん。だけど今回は、へそマスクと組んで、いたプロ初めてのタッグチャンピオンになって、舟渡が板橋のリングの真ん中にどーんと立つ、その時が来ました。頑張ります」とトーナメント戦に向けて意気込みを見せた。

 5月3日のグリーンホール大会は17時開場、17時30分ゴング。前売りチケットは、指定A席(アリーナ2列目)=4,000円、指定B席(アリーナ3列目)=3,000円、自由席=2,500円、親子ペア自由席=3,500円。ステージA席は完売。提携チケット販売店、プレイガイドなどで販売。まるこ選手デザインのハッピーロードマン&ハッピーロードマン・ダーク選手のイラストが描かれたコレクションカード型の子ども用半券付き親子ペア自由席のみ、板橋区内の販売協力店限定で取り扱う。

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