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板橋に「バリアアリー」賃貸住宅 自然感じる土手や斜面が特徴

敷地内中央付近にはこいのぼり用のポールを設け、季節を感じる工夫を随所に施す

敷地内中央付近にはこいのぼり用のポールを設け、季節を感じる工夫を随所に施す

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 板橋で1月14日・15日、戸建て賃貸住宅「エコヴィレッジnest中台の杜」(板橋区中台2)の完成見学会が行われる。

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 「nest」は「巣」を意味し、「のびのびと育ち、巣立ってほしい」との思いを込める。

 起伏のある丘の中にあえて家屋を配置し、約7割が空き地となっている敷地内にはさまざまな木を植える。木々の成長や季節のうつろいが感じられる造りにしたという。

 同物件を手掛ける「リブラン」の田代聡夫さんは「入り口付近のスペースにはこいのぼりを立てるポールも用意した。住んでいる人たちで、クリスマスツリーを設置したり、ビニールプールを広げて遊んだりと季節ごとの楽しみ方をしてほしい。特に、子どもたちには自然あふれる土手のような敷地を駆け回ってもらえたら」と話す。

 「バリアフリーならぬ『バリアアリー』にしたことも、こだわりの一つ」とも。敷地の入り口には勾配をつけ、玄関は階段で向かう形にした。

 田代さんは「平らな敷地に斜面をつけてあえて丘のようにした。日常が、自然と活動的になっていけるような仕組みをあえて取り入れた。この共同空間を使って、それぞれの家に住む人たちが活動すれば、自然とゆるやかに交流できる。ご近所同士の楽しみが増え、交流が生まれるスペースになってくれれば」と期待を寄せる。

 「巣という名前の通り、大きな家ではなくねぐらのようなイメージ。ここで成長して、大きくなって巣立ってほしい。成長をする場であり、成長を見守る場になれば」とも。

 開催時間は10時~、13時~、15時~。参加無料。申し込みは参加予約フォームか見学担当窓口(TEL 048-423-8619)で受け付ける。

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