ハイライフプラザいたばし(板橋区板橋1)で12月14日、板橋で起業した人などが集う「第3回情報交換・懇親会」が開催された。
参加者は、板橋区が開いている創業4分野マスターコース受講者。同コースはこれまで複数回にわたって開催されており、同会が初対面となる人たちも多かった。
飲食店を経営する参加者が差し入れたたこ焼きなどを食べながら、仕事や地域のことについて積極的に情報交換した。
参加者の一人は「自身の事業について話していたら、今まで考え付かなかったようなアイデアを教えてもらった。年齢も業種も違う人たちだからこそ、違う視点の意見が聞ける。早速、明日から取り組みたいとワクワクしている」と目を輝かせた。
同コースの講師であり、会の取りまとめもしている小木曽充明さんは「開始から2年を経過したマスターコースの受講者は200人を超えている。すでに創業している人も多いが、その多くは少人数で事業を立ち上げている。その中での課題や悩みなど、気軽に話せる仲間や人脈は本当に大事なもの。この会で、地域に仲間をつくってもらえれば」と話す。
「人脈を広げることで、仕事にもプラスにしてほしい。ビジネスが盛り上がっていけば、地域も盛り上がるもの。受講生たちがコースを終えてそのままバラバラになるのではなく、つながりを持つことでビジネスも地域も活性化してほしい」とも。
セミナーや交流会は今後も継続して開催する予定。